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眼鏡・コンタクトレンズの処方

度数が合っていない眼鏡やコンタクトレンズをつけていると、見えにくいだけでなく、疲れ目や頭痛・肩こりにつながります。眼の状態にあった「適切な度数」で矯正することがとても重要です。

「眼鏡をかけると遠くはよく見えるけれど疲れる。」ということがあります。
これは「過矯正」といって、必要以上の度数の眼鏡をかけてしまっている可能性があります。

よく見えるから適切な眼鏡というわけではなく、疲れない眼鏡が適切な眼鏡といえると思います。

コンタクトレンズは、メガネと比べると遠くが良く見えるように矯正しても違和感を感じにくいという特徴があります。
ただし、コンタクトレンズは高度管理医療機器であり、使い方を間違えると目に対して影響を与えます。

コンタクトレンズは、遠近両用や乾燥に強いコンタクトレンズなど種類は増えてきています。

快適な視生活がおくれるよう、眼鏡・コンタクトレンズでお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

スポーツとコンタクトレンズ
小学生のコンタクトレンズ
お子様のコンタクトレンズ

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糖尿病の眼科検診

【糖尿病網膜症】

日本国内で、視覚障害の原因の第2位となっている病気です。

糖尿病で血糖が高い状態がつづくと、網膜(目をカメラにたとえるとフィルムに相当する部分)が損傷を受け、糖尿病網膜症を発症することがあります。

かなり進行するまで自覚症状がないため、初期の段階でご自分で目の異常に気が付くことは困難です。

最悪の場合は失明に至ることがありますが、適切な時期に適切な治療を受けることで進行を防げるため、糖尿病と診断されたら自覚症状がなくても眼科で定期的な眼底検査を受けてください。

眼底検査を行うと個人差はありますが、おおよそ5~6時間はピントが合わず、まぶしく感じますので、眼底検査をご希望される方は車での来院はおさけください。

また、少しお時間がかかりますので、受付終了時間の30分前までにはお越しください。

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飛蚊症

視界にゴミや虫のようなものが飛んでいるように見える症状を「飛蚊症(ひぶんしょう)」といいます。

 

眼球内にはゼリー状のものが詰まっており、これを硝子体と呼びます。

硝子体は、若いときには透明で濁りがありませんが、年齢に伴い濁りが出ることがあります。

この濁りが本人には影として認識され、飛蚊症の症状となって現れるのです。

 

ほとんどの場合は、加齢などの生理的変化によるもので心配いりませんが、まれに網膜剥離・網膜裂孔など重篤な疾患の前触れであることがあり、放っておくと失明することがあります。

 

飛蚊症を自覚したら、一度眼科専門医を受診することをお勧めいたします。

 

飛蚊症の診断には「眼底検査」が必要です。

眼底検査を行うと個人差はありますが、おおよそ5~6時間はピントが合わず、まぶしく感じますので、眼底検査をご希望される方は車での来院はお避けください。

 

また、少しお時間がかかりますので、受付終了時間の30分前までにはお越しくださるようお願いいたします。

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花粉症・アレルギー

決まった季節、あるいは決まった場所で目のかゆみやゴロゴロ、涙、目やにという症状があれば、アレルギー性結膜炎かもしれません。

 

アレルギー性結膜炎の中でも花粉症、とりわけ春先に生じるスギ花粉症は、毎年非常に多数の方が発症します。

スギ花粉の時期以外にもアレルギー性結膜炎は日常的によく見られ、夏から秋にかけて花粉を飛散させるイネ科やキク科の植物・ハウスダストなども原因になります。

 

治療には抗アレルギー薬という点眼薬を用います。

症状が強い場合は、副腎皮質ステロイド薬も用いますが、緑内障などの副作用が現れることがあるので、使用にあたっては定期的な副作用チェックが必要です。

 

また、当院では、投薬の他に、指先からの採血で20分で結果が分かるアレルギーの検査を行っております。

 

測定できる原因物質は以下の8種類です。

花粉系:スギ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ

ハウスダスト系:ヤケヒョウダニ・ゴキブリ・ネコ・イヌ


 

アレルギーの対策には原因物質を知ることが大切ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

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老視

老眼は40歳前後から誰もが始まる目の老化で、ピント調節力が低下するため近くが見えにくくなります。

見えにくいのにピントを合わせようと無理をしたり、合わなくなった眼鏡を無理して使い続けていると、目の疲れ・頭痛・肩こりを引き起こします。

眼鏡やコンタクトレンズの度数を調整することで症状が改善しますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。

 

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眼精疲労

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ドライアイ

現在、ドライアイで悩まされている方は日本で800万人いると推定されています。

目が乾くと、目の疲れ・異物感・重い感じ・メヤニ・充血・かすむ などの症状につながります。

涙の量は加齢で減少することが知られていますが、仕事でVDT作業(パソコン作業)をしている人、コンタクトレンズを装用している人は、特にドライアイを起こしやすくなります。

治療の基本は点眼薬ですが、症状や重症度によって様々な作用の点眼薬を使い分けていますので、上記のような症状でお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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緑内障

緑内障は、我が国における失明原因の第1位の病気です。

40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障といわれ、年齢とともに増加します。

また、緑内障患者さんの約9割が自覚症状が無く、自分では緑内障と気づいておらず、治療を受けていないといわれています。

緑内障は視野が欠ける病気ですが、実際には両目でカバーしたり眼を動かしたりするため、初期には全く自覚しないことがほとんどです。

一度失ってしまった視野は元には戻せませんので、定期的に眼科を受診し、早期発見し、進行を抑える治療を開始することが大切です。

少なくとも年に1回は、定期検診を受けることをおすすめします。

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白内障

人の目は、よくカメラにたとえられますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。

正常な水晶体は「透明」で光をよく通しますが、水晶体は加齢とともに少しずつ濁ってきます。

この水晶体の混濁した状態が「白内障」です。

白内障は特別な病気ではなく、年齢とともに誰にでも生じます。

眼科では白内障を予防するお薬を処方しますが、これは水晶体が濁るスピードを遅くするものであって、症状を改善したり、視力を回復させることはできません。

白内障による視力低下は、メガネなどで矯正できるものではありませんので、日常生活に支障が出るほど症状が進行した場合は、手術を受ける必要があります。

以下のような症状があれば白内障の疑いがありますので、いつでもお気軽にご来院、ご相談ください。

①かすんで見える

②まぶしい。明るいところで見えにくい

③二重、三重に見える

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